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HuMAの活動
2019台風19号被害に対する支援活動


報告書 

活動日:2019年10月16日
主な活動場所:長野県長野市
 

 

本日の活動概要
病院患者避難支援、避難所や未調査地域のアセスメントをおこなった。

これまでHuMAは調査に並行して緊急サポートをおこなってきましたが、このたび正式に派遣が決定しました。

<病院の高齢者施設 避難支援>
HuMA医師が対応しました。昨夜のうちに40人の入所者と行き先の施設とのマッチングは終了しており、準備も出来ていました。一方で、一昨日、急性期病院へ移動となった入所者のサマリーが病院へ送られていないことが判明し、日本赤十字(日赤)の医師・看護師の協力を得て、サマリーの収集とサマリーのない入所者については作成を急遽行いました。当初、手分けして配達する予定が、電話線が開通しFAXが使用可能となったため、送信にて完了しました。

ほとんどの地域で水が引いて道路も通行可能となったので、午後は千曲川の決壊した堤防の近くの赤沼、穂保という地域で調査を行いました。2メートルを超す水位で浸水し、泥や瓦礫が堆積し、家も全損壊しており、水が引いても家に帰ることはできない状態でした。避難生活が長期化する避難者が一定数おり、仮設住宅などの準備を早めに進めていく必要があると考えられます。また、赤沼には全壊しているクリニックもあり、診療継続が不可能となっていました。 2018西日本豪雨災害の倉敷市真備町のように、クリニックの再建支援のニーズもあると考えられましたが、今回の被災地域のクリニックの全体像と医師会の意向を調査して慎重に検討することが求められると考えます。

長野市保健所での会議では避難所に関する情報の共有が行われ、医療的な視点でハイリスクな避難者のフォローアップ体制について相談を受け、ハイリスク避難者については個票を作成していくことを提案しました。DMAT活動拠点本部での会議では、本日の高齢者施設の移動について報告しました。

<アセスメント>

@ 長野運動公園体育館
HuMA看護師は2名の長野市保健師と長野運動公園体育館避難所に行き、アセスメント、治療中断者の確認を行いました。自宅に戻っての片付け等が始まり、道路の渋滞を避けるため避難者は6:30にほとんど出払い、3名だけが生活されていました。 県リハビリセンターで膝関節の手術を受けた方の3か月後の再診がそろそろですが、センターが水没で機能不全となり、その後の案内もないというので会議で共有しました。トイレの石鹸の不足、換気の悪さ等以外は特に問題がなく、石鹸は補充しました。

A須坂市・千曲市
HuMAロジは、地元消防と協力して須坂市2カ所、千曲市2か所の計4か所でアセスメントを実施しました。須坂市では、市の保健師が両避難所とも一日に2回巡回を行なっており、医療的ニーズや保健医療的問題について細かく丁寧に情報収集をしていました。保健師とお話しでき、情報共有をしたことでこちらもスムーズな避難所アセスメントができました。 両避難所とも内服者がいるものの薬はしっかり持たれていました。須坂市にある医療機関は機能している状態です。しかし、日中は家の片付けや仕事に行かれている避難者が多くいるため、避難者数と避難者状況の全容を把握することは困難でした。

千曲市更埴保健センターは、特に医療的介入の必要はありませんでした。千曲市健康プラザでは、丁度浸水した特別養護老人ホームの入居者の方々が避難していました。健康プラザは入浴施設で避難所としての長期開設ができないため、グループホームまゆ更科という施設に移動する準備がされていました。

安心できる施設への移動が必要 日赤と協力して患者サマリーの対応を行う

たくさんのりんごが泥の中に 未調査の地域を訪れる
会議で相談を受けることもある 避難所での生活を余儀なくされている人は少なくない
 HuMA Facebookでも報告を掲載しています


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