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HuMAの活動
2015常総市豪雨災害に対する看護支援



報告書

2015年10月28日・常総市あすなろの里

本日の活動
・8時〜夜勤看護師からの申し送り・ミーティング
・8時30分〜保健・医療・福祉職および常総市職員、施設職員・NGOスタッフによるミーティング
 終了後、各避難スペースの巡回、健康状態の把握
・10時〜作業所において定例の血圧・健康相談を実施(リハビリ体操への促し、PT/OT(理学療法士/作業療法士)へのつなぎ)
・11時〜所定の場所にこられない方に各避難ブースを巡回し健康状態を把握
 (気管切開部位のケア・ベッド上での体操の指導・感冒症状の住民への対処など)
・13時〜記録整理
 要観察者(うつ傾向・認知症・麻痺による障害者等)の避難ブースの巡回
 環境整備(感染症予防対策)
 レクリエーションへの促し
 医療機関受診者の状態把握
 申し送り

所感・コメント
夜勤看護師の活動により、日中顔を合わせない方の状況を把握できたり、要観察者の夜間の情 報を知ることができた。入眠障害や中途覚醒など睡眠障害を訴える被災者がもおり、専門的な介入の必要性をアセスメントしたり、話を聴くなど基本的な対応の必要性を感じた。同時に、長引く避難所生活から少しでも早く次のステップに進めることが重要だと感じた。

被災地においては、所属・職種の違う者が集まり、被災者やその地域の健康支援をしていくため、ミーティングや記録物等で、正確でスムーズな情報伝達が求められる。それは被災者へのシームレスなケアにつながるだけでなく、現地のスタッフの負担の減少にもつながると感じた。

今後は寒さ対策が必要である。避難スペースによっては暖房の未設置のエリアもあり、高齢者や子ども、疾患をもつ方の感染症対策もさらに必要となってくる。体育館の一部スペースに、ホース式の暖房器具が設置された。転倒予防の配慮はされているが、温度設定は一元管理であり個々にあった設定は難しい。利用の高齢者には、皮膚の状態や水分摂取の状況など、今後さらに観察していく必要がある。

避難所入居者のインフルエンザ予防接種については、他の住民との公平性を考慮し、負担額などの変更はないそうである。一方で、近日中に避難者に接種状況や接種場所のニーズを調査するとのことであった。効果が現れる期間や流行のきざしを考慮すると早期の対策が望まれる。現場レベルでできることとして、予防活動、発症者対応(具体的な言語化・システム化をしておく)ことが必要だと感じた。

 
体育館の一部スペースに、ホース式の暖房器具が設置された

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